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プロの距離感は毎日の練習が欠かせません。初心者にとって、或いはプレー頻度が毎月1回程度の多くのアマチュアにとって、正確な距離感を身に付ける事は殆ど不可能に近いと言えます。 DMMPテクノロジーはパッティングのあるべき姿を求めて「距離計測システム開発」に6年、「振り子式スイング」に4年、通算10年を掛けて開発して来ました。DMMPは短期間の練習で各プレーヤに最適な距離感を提供する、全く新しい概念のパッティング法です。 DMMPを使うことでパッティング前の迷いは無く、全てのホールでカップインに集中できます。仮に外しても要因分析が容易で、次のパッティングに生かせます。終盤に強いのがDMMPの特長の一つです。 DMMPの使い方をご説明します。
それぞれの項目についてご説明します。 1.振り子式スイング <振り子の周期(リズム)>
<振り子式スイングの作り方> リズムには個人差があります。個人のリズムを確認する方法は、パッティング姿勢のまま、片手でパターを軽く持って吊るし、ブランコの要領で振ってみます。片腕スイングの周期が個人のリズムです。 そのリズムを乱さない様に、他の手でグリップを軽く持ち、体幹の筋力(腹筋、背筋、腹斜筋、他)を使って肩と腕を一緒に振れば、振り子式スイングになります。適度な前屈角(30~40°)を採ると、身長170cmの振り幅(パターヘッド先端)換算で、振り子の形を崩さずに±50cm程度まで振れます。 <グリップの握力> 理論で導かれる上記の拍数は、振り子の回転軸(体幹)がスムーズに動く事が条件です。その為には上記図中の振り子の回転軸を水平にして、パターグリップを持つ手の握力は低く抑えます。握力を低くする事は肩の動きの他に肘の動きも良くし、ゴルフ、野球、テニス、剣道、卓球 等、振るスポーツの共通点です。握力の目安は片手で持ってもパターが滑り落ちない程度にします。 <手首の固定> グリップを持つ手首の角度変化は、パターヘッドの向きを直接変えてしまう為、スイング中は厳禁です。特にバックスイングの時に、利き腕の手首が変化しない様に気を付けます。両手均等握力でパターを吊るす場合、グリップを持つ両腕の開き角度を一定にして、腕の肘の屈伸には多少の自由度を持たせます。この僅かな肘の動きでロングパットの「低く長くヘッドを出す事(円弧Rの維持)」が出来ます。 *詳しくはこちら 2.距離計測機能の使い方 3.お勧めのパッティング法 1)パターの持ち方 多くのプレーヤは主に下記方法を採っておりますので、右利きについてご紹介します。 計測したバックスイング量を機械的に振るDMMPは、パター重量(又はリズム)で振りさえすれば①②どちらでも構いません。①を採用すれば、全クラブの持ち方が共通化出来ます。②を採用すれば、計測データを基準に利き腕の感性で振り幅の微調整がし易いと言えます。 以下、パッティングの「基本」スタイルをご説明します。 2)スタンスの取り方 カップまでのラインを読んで打出し方向を決めます。次に右手でパターを持ち、持ち方が②の場合はヘッドをボール後方約1cm前後(体の中心位置)に置いて、狙う方向に打面を合わせます。 持ち方が①の場合はボール後方3cm前後(体の中心位置)にヘッドを置いてスタンスを取った方が良い様です・・・・・何故ならダウンスイング中に構えた状態へ戻すまで、適度なオーバーランが必要になるからです。 ヘッド打面を身体の中心にして、打出し方向と平行に立って両足を肩幅付近まで広げます。次に上半身を前へ約30~40°屈み、左目(利目)でボールを上から覗く様にします。 狙った方向を維持しつつ左手でグリップ軽く握ってヘッドを浮かし、右手でパターのおじぎを受けます。左右の腕がバラバラに動かない様に、軽く両手で左右から押し当てたままパターを保持、ヘッド重心位置とボール中心位置が合っている事を確認します。 スタンスの留意点 *バックスイング量を目測する基準線として、右足外側を身体中心からグリップ長(30cm)にしておくと便利です。 3)パッティング ①バックスイング 距離計測でバックスイング量が分かったら、スタンスに入る前に右足外側からの引き位置(感性による微調整も含む)をイメージして、構えたら往復運動のリズムで躊躇なく引き上げます。 <バックスイング量を口ずさみながら構えると、集中力が高まります!?> 左肩回転(送り込み)をトリガーにして体幹の筋力を使い、パターヘッドを狙った方向の逆方向に引き上げます。左肩の送り込みは後のDOWN加速度を付け易く、ロングパットには欠かせません。 右腕でパターを引くプレーヤは、無意識に右手首を曲げてヘッド先端を持ち上げるため、そのままダウンスイングに入るとボールは右方向へ打ち出されますのでご注意ください。 ②ダウンスイング パターヘッドが計測したバックスイング量位置へ来たら体幹の捩じりを止めて、ヘッドの落下を待ってダウンスイングに入ります。ロングパットの場合、体幹の戻り以外に右腕の補助で振り子に加速感を持たせ、軌道上にあるボールを打ちます。 ③フォロースイング ショートパットは体幹でスイング、左手甲が狙う位置へ向くように、打面の方向を正確に維持します。 振幅の大きいロングパットは、ダウンスイングで得た速度を引き継ぐように左肩でパターを引き上げ、右腕でボールを打った方向へフォローします。(右肘を僅かに伸ばしてヘッドの円弧運動を維持し、低く長くヘッドを送りだします) パッティングの留意点 *肩回転の中心軸を安定させるため、ボールを打った直後も顔を残します。 *右手首の角度変化を抑えるため、掌を縦方向(大地方向)に軽く捩じります。 DMMPは何処からでも1stパットで、2ndパットの安全圏内(含カップイン)に寄せられます。 2ndパットを考慮して、スコア改善には普段から1~2mのパット練習が大変重要です。 パッティングのスタイルは百人百様で、ここでのご紹介はその中の1例に過ぎません。 ***** ご注意 *****
参考文献(逆オーバーラッピング方式)
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