携帯サイト DMMP使用法 製品紹介/パター 製品紹介/グリップ 製品紹介/Grip交換 ご注文の注意事項 お問合せはこちら 会社概要/特許一覧 個人情報保護方針 サイトマップ
プロの距離感は毎日の練習が欠かせません。初心者にとって、或いはプレー頻度が毎月1回程度の多くのアマチュアにとって、正確な距離感を身に付ける事は殆ど不可能に近いと言えます。

DMMPテクノロジー
はパッティングのあるべき姿を求めて「距離計測システム開発」に6年、「振り子式スイング」に4年、通算10年を掛けて開発して来ました。DMMPは短期間の練習で各プレーヤに最適な距離感を提供する、全く新しい概念のパッティング法です。

DMMPを使うことでパッティング前の迷いは無く、全てのホールでカップインに集中できます。仮に外しても
要因分析が容易で、次のパッティングに生かせます。終盤に強いのがDMMPの特長の一つです。

DMMPの使い方をご説明します。
  1. スイングは肩・腕で作る五角形とパターを一体にした振り子(縦振り にします。
  2. カップまでのラインを読み、パットの狙う方向と位置を定めます。
  3. DMMPを使って、狙った所までのバックスイング量を測ります。
  4. パッティングは個人のリズムで、計測したバックスイング量から振り下ろします。
  *縦振りの特徴は身体の中心から10cm先にボールを置いても、狙った方向へ打ち出せます。

それぞれの項目についてご説明します。 

1.振り子式スイング

<振り子の周期(リズム)>   


パターの縦振りとは回転軸中心に縦回転のイメージ
肩・腕で作る五角形とパターを一体にした振り子の周期は、回転軸からパターヘッドまでの長さRで決まる単振動で求まります。
標準的なスタンスで、左右最大振幅位置をそれぞれ1拍と数えた場合、次の拍数(リズム)が1分間にカウントされます。

単振動のリズム(計算値)
身長(cm)    拍数(1分間)
 160       約54
 170       約52.5
 180       約51
 190       約50


この拍数は振り幅に関係無く一定です。


<振り子式スイングの作り方>

リズムには個人差があります。個人のリズムを確認する方法は、パッティング姿勢のまま、片手でパターを軽く持って吊るし、ブランコの要領で振ってみます。
片腕スイングの周期が個人のリズムです。

そのリズムを乱さない様に、他の手でグリップを軽く持ち、
体幹の筋力(腹筋、背筋、腹斜筋、他)を使って肩と腕を一緒に振れば、振り子式スイングになります。適度な前屈角(30~40°)を採ると、身長170cmの振り幅(パターヘッド先端)換算で、振り子の形を崩さずに±50cm程度まで振れます。


<グリップの握力>
理論で導かれる上記の拍数は、振り子の回転軸(体幹)がスムーズに動く事が条件です。その為には上記図中の振り子の回転軸を水平にして、パターグリップを持つ手の握力は低く抑えます。握力を低くする事は肩の動きの他に肘の動きも良くし、ゴルフ、野球、テニス、剣道、卓球 等、振るスポーツの共通点です。握力の目安は片手で持ってもパターが滑り落ちない程度にします。


<手首の固定>
グリップを持つ手首の角度変化は、パターヘッドの向きを直接変えてしまう為、スイング中は厳禁です。特にバックスイングの時に、利き腕の手首が変化しない様に気を付けます。両手均等握力でパターを吊るす場合、
グリップを持つ両腕の開き角度を一定にして、腕の肘の屈伸には多少の自由度を持たせます。この僅かな肘の動きでロングパットの「低く長くヘッドを出す事円弧Rの維持)」が出来ます。
*詳しくはこちら


2.距離計測機能の使い方

  距離計測法とキャリブレーションは「DMMP 使用法」をご覧ください。

実際のコースでは練習グリーンで行ったキャリブレーションと同じ計測姿勢でカップまでの距離(バックスイング量)を測ります。

キャリブレーションの特性から近距離計測は大変正確で、ラインの読みさえ合えばカップイン確率が非常に高くなります。


しかしショートパットは距離に合わせた打ち方をすると、カップ周りの僅かな起伏に影響を受け、カップインを外す危険があります。
従ってカップより30cm前後のオーバー(仮想カップ位置)でバックスイング量を読み取ります。(但し、ロングパットは距離を合せることに専念します)
「ラインを読む」はこちらへ
詳細
「ラインを読む」とは丁度カップインするボールの転がり軌跡をイメージするもので、読み通りのパットをする為には精度の高い距離感が前提条件になります。
計測技術をもっと詳しく知りたい方はこちらへ 
詳細
DMMPにとってカップまでの距離(推奨バックスイング量)を測る事と、パッティングの時のバックスイング量を目測する2つの簡単な計測技術(傾向と対策)が求められます。
距離計測の原理はこちらへ  距離計測の原理 計測原理はグリップ目盛を使っての三角測量です。グリップ目盛はテークバック量に換算した数値をグラッフィックデザインで表現しております。

一種類のグリップ目盛で全てのプレーヤが使える手段(魔法)
キャリブレーションです。



3.お勧めのパッティング法

1)パターの持ち方
多くのプレーヤは主に下記方法を採っておりますので、右利きについてご紹介します。

①オーバーラッピング方式

(詳細版)はこちらへ
詳細
左手は全指でグリップを持ち、右手は小指を左手に被せてグリップを持ちます。
パッティングで構えた時、左手でパター重量を受け、右手でパターのおじぎを支え、パターを両手均等の力で吊り下げる様にします。
逆オーバーラッピング方式 右手は全指でグリップを持ち、左手は人差し指を右手に被せてグリップを持ちます。
握力は右手6~7割、左手4~3割の比率にして、パターが落下しない程度に握ります。
構えた時の右腕の形を一定にして、右肩&右腕の1本ストロークをイメージします。
左腕は打出し方向を安定させるために、右腕と一体になってスイングします。

従来のパッティングは右手の感覚で距離を打ち分けますので、利き腕と手の感性を最大限に利用する
を採用するプレーヤが多く、これに関する解説書は多数出版されております。

計測したバックスイング量を機械的に振るDMMPは、パター重量(又はリズム)で振りさえすれば①②どちらでも構いません。を採用すれば、全クラブの持ち方が共通化出来ます。②を採用すれば、計測データを基準に利き腕の感性で振り幅の微調整がし易いと言えます


以下、パッティングの「基本」スタイルをご説明します。

2)スタンスの取り方
カップまでのラインを読んで打出し方向を決めます。次に右手でパターを持ち、持ち方が②の場合はヘッドをボール後方約1cm前後(体の中心位置)に置いて、狙う方向に打面を合わせます。

持ち方が①の場合はボール後方3cm前後(体の中心位置)にヘッドを置いてスタンスを取った方が良い様です・・・・・何故ならダウンスイング中に構えた状態へ戻すまで、適度なオーバーランが必要になるからです。



ヘッド打面を身体の中心にして、打出し方向と
平行に立って両足を肩幅付近まで広げます。次に上半身を前へ約30~40°屈み、左目(利目)ボールを上から覗く様にします。

狙った方向を維持しつつ左手でグリップ軽く握ってヘッドを浮かし、右手でパターのおじぎを受けます。左右の腕がバラバラに動かない様に、軽く両手で左右から押し当てたままパターを保持、ヘッド重心位置とボール中心位置が合っている事を確認します。

スタンスの留意点

バックスイング量を目測する基準線として、右足外側を身体中心からグリップ長(30cm)にしておくと便利です。


3)パッティング

バックスイング
距離計測でバックスイング量が分かったら、スタンスに入る前に右足外側からの引き位置(感性による微調整も含む)をイメージして、構えたら往復運動のリズムで躊躇なく引き上げます。
<バックスイング量を口ずさみながら構えると、集中力が高まります!?>

左肩回転(送り込み)
をトリガーにして体幹の筋力を使い、パターヘッド狙った方向の逆方向に引き上げます。左肩の送り込みは後のDOWN加速度を付け易く、ロングパットには欠かせません。
右腕でパターを引くプレーヤは、無意識に右手首を曲げてヘッド先端を持ち上げるため、そのままダウンスイングに入るとボールは右方向へ打ち出されますのでご注意ください。

②ダウンスイング
パターヘッドが計測したバックスイング量位置へ来たら体幹の捩じりを止めて、
ヘッドの落下を待ってダウンスイングに入ります。ロングパットの場合、体幹の戻り以外に右腕の補助で振り子に加速感を持たせ、軌道上にあるボールを打ちます。

③フォロースイング
ショートパットは体幹でスイング、左手甲が狙う位置へ向くように、打面の方向を正確に維持します。
振幅の大きいロングパットは、ダウンスイングで得た
速度を引き継ぐように
左肩でパターを引き上げ、右腕でボールを打った方向へフォローします。(右肘を僅かに伸ばしてヘッドの円弧運動を維持し、低く長くヘッドを送りだします


パッティングの留意点
*肩回転の中心軸を安定させるため、ボールを打った直後も顔を残します。
*右手首の角度変化を抑えるため、掌を縦方向(大地方向)に軽く捩じります。


DMMPは何処からでも1stパットで、2ndパットの安全圏内(含カップイン)に寄せられます。
2ndパットを考慮して、スコア改善には普段から1~2mのパット練習が大変重要です。



パッティングのスタイルは百人百様で、ここでのご紹介はその中の1例に過ぎません。

          ***** ご注意 *****
  • DMMPはパットしたボールが必ずカップインする「魔法のパター」ではありません。
    DMMPの潜在能力を引き出す為にはそれなりの練習が必要です。
  • 「もし上達をお望みならば、1mのパットばかり練習しなさい」アーネスト・ジョーンズ
  • 「左目の片隅でカップをとらえながら、決めたらラインに低く長くヘッドを出すのが技術的なコツ。ラインは早く決めて距離だけ届かせること」ウィリー・パーク・ジュニア

参考文献(逆オーバーラッピング方式)
  1. 金井清一 著 「狙う! アプローチ&パター」       永岡書店
  2. 井上透  著 「アプローチ&パット」           日本文芸社
  3. 山田透  著 「2mを完全に入れる 最終回答」/choice 4月号2009年   ゴルフダイジェスト社

   ご購入はこちら 商品紹介               TopTopページへ